一般的にいびきに悩む人は男性が多いですが、不眠症に悩む人は女性が多いと言われています。特に20代や30代で多いと言われています。それには女性特有の要因があり、不眠症によって誘発される病気などもあります。そこで今回は男性よりも女性に多い不眠症の深刻な問題について紹介します。

男性よりも女性に多い不眠症の深刻な3つの原因

男性よりも女性に多い不眠症の深刻な3つの原因

女性ホルモン

女性の不眠症で最も多い原因として、女性ホルモンが考えられます。女性ホルモンには卵胞刺激ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2つのホルモンがあり、この2つのホルモンバランスの変動を体内時計がコントロールすることによって1ヶ月周期で繰り返されています。月経後から排卵前までの期間はエストロゲンの分泌量が増え、女性らしい身体を作ったり精神的にも身体的にも安定しているので、睡眠の問題は出にくいです。しかし、排卵後から月経までの黄体期と呼ばれる期間はプロゲステロンの分泌量が増え、精神的に不安定になりイライラしたり吹き出ものができたりします。またこの時期は基礎体温が高くなるため、深部体温が低下しにくく入眠しづらくなったり寝付きが悪くなったりします。また、徐波睡眠(ノンレム睡眠)が少なくなると言われており、睡眠リズムがうまく回らなくなるため睡眠の質が下がってしまします。このように女性は女性ホルモンによって睡眠の問題を抱えやすいのです。

黄体期に出やすい精神的・身体的な不調はPMSと呼ばれています。PMSは月経前症候群と言い、月経の3〜10日前の黄体期に起こる症状で女性ホルモンの急激なバランスの変化によって引き起こります。イライラしやすくなったり泣き上戸になったり情緒不安定になったり肌荒れ、体重増加、むくみなどの症状が現れます。これらの症状の程度には個人差がありますが、月経が始まると自然と消えていきます。

レム睡眠とノンレム睡眠についてはこちらの記事をチェック

朝型が多い

さらに、男性よりも女性は朝型の人が多いと言われています。女性の方が体内時計のサイクルが少し早く、朝早く起きて夜早めに寝るというサイクルが体に合っています。そのため女性は男性よりも夜更かしすると身体へのダメージが大きく、寝る時間が遅くなった時に寝づらかったり疲労が完全に取れなかったりします。近年、働く女性が増加した日本では早く眠れない女性が増えたため、不眠症や睡眠に悩む女性が多くなっています。

抑うつになりやすい

上記でも書いたように女性の不眠症は女性ホルモンが関わっています。黄体期には精神的に不安定になるのですが、ひどくなると抑うつになる場合があります。というのも精神面を安定化させる働きがあるセロトニンの分泌量が低下するからです。セロトニンはうつ状態や抑うつ状態を改善する効果を持ちますが、セロトニンが不足すると精神的に不安定になり抑うつになりやすくなるのです。またセロトニンと言えば睡眠にも大きく関わるホルモンで、セロトニンの分泌量低下は睡眠の質を下げる原因にもなります。つまり、女性ホルモンが原因でセロトニンが不足することにより女性は抑うつになりやすいのです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は男性よりも女性に多い不眠症の深刻な3つの問題を紹介しました。女性ならではの原因によって不眠症になりやすく、仕方のない部分が大きいです。しかし、できるだけ症状が出ないようにする方法はたくさんあります。睡眠サプリを飲んだり音楽を聴いたりアロマオイルを焚いたり。当サイトでは様々な快眠法を紹介しているので参考にしてくださいね。

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