睡眠の不思議を理解しよう!睡眠と脳波の関係性とは?

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睡眠の不思議を理解しよう!睡眠と脳波の関係性とは?

怒ったりイライラしたりすることもあれば緊張したり心配したり集中したりリラックスしたり、人は様々な精神状態で毎日を過ごしています。これらの精神状態には脳波と密接な関わりがあり、リラックス状態の先にある睡眠・無意識状態も脳波でコントロールされています。1/fのゆらぎも実は脳波を変化させることで睡眠を促すことができるのです。睡眠について不思議なことはたくさんありますが、脳波を理解することは睡眠を理解するためにとても大切です。そこで今回は睡眠と脳波の関係性について紹介します。

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脳波とは?

脳波とは?
脳波とは、簡単に言うと脳から流れる電気信号の動きを記録した波長のことです。脳波は周波数(Frequency)として表され、単位はHz(ヘルツ)です。
基本的に人間がストレスを感じないリラックス状態になると大きな波を描くような脳波になり、振幅は大きく周波数が小さくなります。逆に意識している状態、ストレスを感じている精神状態のときは小さな波がいくつもあるような脳波になり、振幅は小さく周波数は大きくなります。このように脳波は人間の精神状態によって異なる周波数を示し、脳波を理解してコントロールできるようになると精神状態も上手くコントロールできます。人間の脳波は精神的状態によって大きく4つに大別されます。

  • β(ベータ)波……13〜30Hzの周波数で、物事を考えたり不安や緊張している状態、目を閉じてもなかなか眠れない目が冷めた状態、脳が活発に働く覚醒状態のこと
  • α(アルファ)波……8〜12Hzの周波数で、リラックス状態、目を閉じると入眠しそうな状態のこと
  • θ(シータ)波……4〜7Hzの周波数で、α波からさらに深く安らいでる状態、うとうととした入眠期の状態、周りからすると寝ているように見えるが意識はあって自分自身は寝ていないと感じる状態のこと
  • δ(デルタ)波……0.5〜3Hzの周波数で、完全に意識のない状態、ゆっくりした寝息が聞こえてくる状態、自分自身も寝ていたと実感している状態のこと

人間の日常生活は、ストレス・緊張・不安・恐怖・羞恥・怒り・喜び・興奮などの意識がはっきりとした精神状態、つまりβ波の状態で毎日を過ごしており、家に帰ってゆっくり休むときにはリラックス・安定・やすらぎなどのストレスや緊張から開放された状態、つまりα波の状態へと変化します。ストレスの多いβ波状態が続くと体調を崩し精神的に不安定になるため、α波状態を作ることはとても重要と言われています。

睡眠と脳波の関係性

睡眠と脳波は密接な関係性があることは上記を読むとわかると思います。普段の生活でβ波の脳波が睡眠状態へ移るとα波へと変化します。さらに深い睡眠になるにつれてθ波、δ波へと変化し、かなり深い睡眠状態(徐波睡眠という)、外から声をかけてもなかなか起きない最も意識のない状態へと変化します。このように、睡眠段階によって脳波は変動しており、現在では脳波が眠りの深さの指標として利用されています。

脳波をコントロールすることで最適な睡眠状態へ脳波を変化させることができます。それを応用したのが1/fのゆらぎを活用した音楽です。1/fのゆらぎはβ波からα波へと変えることができ、睡眠前のリラックス状態、うとうとと眠りに就く状態を作り出す事ができると言われています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は睡眠と脳波の関係について紹介しました。睡眠と脳波には切っても切れない深い関わりがあり、これらを理解することで質の良い睡眠を作り出すことができます。1/fのゆらぎの音楽はどうしても眠れない夜に聴くべき効果的な睡眠音楽3選で紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。

この記事を書いた人

hinako
hinako生物学修士
生物学に8年間以上携わり生物学の修士として生体に精通した視点の記事執筆と監修を担当しています。